以下は2012.11.13のpostの転載です。
「物語力」というものと、それを考察する学問「物語力学」を宣言する。
なぜ、昔からの幼なじみヒロインが、ポッと出の落ちものヒロインに圧倒的敗北を喫するのか。これを「物語力」の差であると理由づけるのが「物語力学」である。
「物語力」は、設定の差であることが多いが、物語中にキャラが独自に生成するものもある。「空から落ちてくる」などの多数派は前者、「同じ部活に所属」などは後者である。
「物語力」は、そのキャラの特徴1つにつき1つが認められる。付記するものについてはまとめる。たとえば、主人公が高校生で、サッカー部に所属していた場合、同じサッカー部に入っている者について、「同じ高校の生徒である」と「同じ部活に入っている」はまとめて扱われる。
「物語力」は、キャラの存在意義や、意志の成否、動静などを決める。多くの恋愛ものやラブコメの場合、「物語力」の最も高い者を、主人公は好きになる。まあ色々あるが、基本的に物語は、「物語力」の高い者の思い通りになる。
落ちものヒロインについては、「駆け込み需要」(入学時、クラス替え時、卒業時などに発生)の影響もあるので、まあ一概には言えないかもしれんけど……
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