2019年4月1日月曜日

アルツァフ共和国の国旗について

以下は2018.5.3のpostの転載です。


以前に「ルーマニア救国戦線」(チャウシェスク失脚前)の旗がすごくかっこいいという話をしたが、同様に「一部が欠けている」デザインの国旗がすげーなと思ったので共有。

ナゴルノカラバフ共和国……改め、アルツァフ共和国(2017年に前掲の国号廃止)の国旗。
アルツァフは、アゼルバイジャン国内にあるアルメニア人居住地域で、ソ連からの独立時に「アゼルバイジャン領だけど、この地域はアルメニア人が多いから、アルメニア人に自治権を与えろよ」と言われた地域+α。超もめて、戦争も起きて、アルメニアがどさくさに紛れて周囲も占領しちゃってるけど、まあそのへんは別のお話。

知ってる人は当然気づくんだけど、これ、アルメニア国旗の一部を白く塗っただけ。このデザインだけで、「アルツァフはアルメニアの一部である」「そして、本土から少し東に離れたところにある」ということがわかる。

なお、アルツァフ共和国はアルメニアにしか承認されてないので、「国」旗と言って良いかどうかは微妙なところ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%95%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%97%97

0 件のコメント:

コメントを投稿