2023年3月5日日曜日

アニメ感想「ひろがるスカイプリキュア」~10話

 1話ずつ、その時点で知っている情報だけで感想を書いています。順に見ている人の感想として読んでいただければ幸いです。


 1話

スカイランド王国に突然現れたカバトンは中々手ごわい。あっという間に王城に侵入し、王の手から姫をさらってしまった。ソラとの対決では、放屁攻撃等搦め手も織り交ぜておりけっこう現実的に強い。俺TUEEEEEEE。

ソラの身体能力を見せるための尺が設けられている。体操選手のようだ。ましろに握られた手は隠せぬ恐怖に震えるが、それでも引かない。「ヒーローの出番です!」は最高にかっこいい。

変身シーン、プリキュアと言うよりアイドルっぽい。やっぱ女の子はアイドルに憧れるものなのか。バチコーン☆というウインクにやられた。俺今死にました。


2話

お姫様抱っことか主従契約とかもう……これはオタクを殺しに来ている。ソラちゃん最高にカッコよくて最高に可愛くて、その上関係性でもエモさを出して来るとか強すぎなんだが。主役じゃん。

プリキュアと言えば主役はピンクと思い込んでたが、色々情報を見て、初めて「今作の主役は青キュア」と知るの巻。すっげえ。次世代のプリキュアって感じ。

そうそう、プリキュアと言えば、映画New Stageで「『友達を守りたい』、そんな優しい気持ちを持つ女の子は、誰でもプリキュアになれる」(キュアミューズ)が印象深いが、その概念は「Hugっとプリキュア」で大きく転換した。今作は「友達を守りたい」はあるかもしれないけど、「ヒーローになりたい」がプリキュアになる鍵なのかもしれん。

ばあちゃんがリモートで観戦。マジで何者なんだ。少なくともただモノではない。プリキュアのことも知っているか。現状、ソラの周りにプリキュアのお助け役がいないので、ばあちゃんはその役目?

5追記:「本物のヒーローを見ちゃったから! 」の対比

5追記:お友達から


3話

ばあちゃんの出自、意外とすぐに明かしている。これは、「視聴者が知ってて登場人物が知らない」というのを避けるためか?「サリー・アン問題」は、3歳児には難しく、もう少し年齢が上がれば理解が進むという。非定型発達児も、苦手とするところだ。展開としてどちらでも可能なら、わかりやすい方を選んだということだろう。

生身でもかなり強いソラ。スカイランド神拳!

めっ!可愛い

5追記:「ふっわふわのまっしろわた雲・ましろちゃん」と「プリンセスエル・キラキラ輝く私の一番星」

5追記:「隣に友達がいますから」


4話
ソラの早朝ジョギングに付き合うましろちゃんは、「そのままでいいんです」と言われてたけど、「何かの憧れや目標がないといけないのかな」と悩む。でも、「優しさ」という観点で見れば元々持っていた才能が生かせる、という話だった。まあ「優しい」って、他に特徴が無い人を褒めるのに使われることが多いから難しい言葉だけど、他人のことをよく見て行動するましろを表す言葉としては適しているかもね。
ソラはすぐにひらがなをマスターするくらい非常に利発な子だから「疑う」という考え方を知れば罠にも気づけただろうけど、バカ正直でひっかかったり、隠し事ができなかったりと誠実推し。
スカイは変身さえしてしまえば敵をワンパン。プリズムが手数でどうにか相手してたのと対比される。視聴者側としては、どちらかといえばましろに感情移入するよね。すごい力を持った敵とキュアスカイ。その力になりたい、そんなプリズムの気持ちがわかる。
5追記:「ましろさんは、今のましろさんのままでいいんです」
5追記:「私なんか? そんな事言うな! そんな事、誰にも言わせるな!」

5話
プリキュア戦力が充実した時に無暗に攻めてこないザブトン、やはり強いね。今作は登場人物が非常に理知的。ともあれパワハラ上司から詰められればカバピョンも体力を振り絞ってやるしかない。カバトンのパワーは食べ物から得ているようだ。あのでっぷり肥っていたカバトンがあんなに痩せて……なんかカバトンに同情してきている自分がいる……。
横断歩道のあちらとこちら、ビルのこちらとあちらで描写される二人の距離。一人きりでヒーローの修行をしてきたソラは、他人と協力することに慣れておらず、また協力してもらう方法を知らないかもしれない。プリキュアの仲間として、「ましろさん」ではなく「プリズム」として、5話にして合体必殺技が出て絆を強調している。
「ふたりはプリキュア」。「ともだち」。象徴的な言葉が多く出た回だった。……ちょっとまて、「わ」と書かずに「は」と書けるのはガチですごいぞ。しかも「プリキュア」をカタカナで分け書きしている。ソラ、どんだけ頭良いんだ。
横断歩道のこちらとあちら、ビル屋上のこちらとあちら。右から左の視点移動。

6話
友達という概念に疎かったソラは、もしかすると日本に来て初めて「寂しい」という感情を持ったのかもしれん。異世界から落っこちてきて、一番一緒にいる同世代の子と離れ離れになるのはやっぱり辛いわな。
滅茶苦茶良いシーンで登場するカバトンに「尺の無駄です!」は完全に同意!しかしプリキュアでメタ発言って、結構珍しいね。
カバトンは、5話まではかなりがんばってたけど、今回からギャグに振ったなあ。

7話
典型的な学校登校回。
すごい勢いで日本語の文法や文字体系をマスターしたソラなら、急に中学校にブチ込まれても余裕なのだろう。運動能力は、鍛えているだけあって、さすがの一言。
「ヒーローガール」初出か。前作の結界が無いから、正体がバレるのも時間の問題の気がする。
変身時、スカイの声だけなのは少し寂しいね。プリズムの声も聞かせてくれ~!

8話
多段ロケットや定置プリズムショットで空中の敵に迫るのは面白い。それでも、なかなか届かないあたり、カバトンの優秀さが光る。しかもツバサとエルの隙を突いてエルを略取。ツバサ排出までの動きが完璧。
多段ロケット失敗の際、スカイがビルに墜落する時の音が小さくて良い。空中のかなり上から見ている感が伝わる。
やはり男性プリキュアは違和感が先に立つな……
体当たりつよい

9話
歓迎パーティは、される側よりもする側の方が楽しいものよ。
ソラちゃん、字がうまい。好き。
今回もスルーされるカバトン。6話の再現だ。
ましろの良さは「寄り添う姿勢」なのかもしれない。「ふわり広がる優しい光」だ。でも「優しさ」って表現するのが難しいよね。
やっぱカバトンの屁攻撃強いよね。
陽を背に飛び蹴り!

10話
しつこいほど「少年」と呼び続けるあげはに反発するツバサ。それは自身が「子供扱い」されているように感じて、嫌だったのかもしれない。また、あげはの気ままな性格も、ツバサの生真面目な性格とは隔たりがある。
そんな中でも、あげははツバサの正義や賢さを信頼していて、敵に捕まっても打開策を考えていた。良いタッグになると思わせる面白い回だった。
険しいコースを選んだソラが、迷わずましろの手を引いて山を登っていったのは、友情を感じて非常に良かったです。

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