以下は2017.4.26のpostの転載です。
アニメで出てきている魔法の呪文を、僕が唱えても、何も起こらない。
これを、「アニメで描かれてるのは全部嘘だ」ととらえるか、「アニメで描かれてるのは自分の理解できてる範囲の外にある実在の話だ」ととらえるかによってアプローチが変わってくる
後者の場合、自分の住んでいる近所では起こらない事象でも、外国なら起こるかも知れないし、僕が魔法の呪文の唱え方を正確にやってないだけで、手順を踏めば魔法は発動するのかも知れない。
あるいは、僕らが「魔法だ」と思ってなくても、実は魔法は、世の中にありふれているのかも知れない。重力を魔法と定義したら?言語を魔法と定義したら?貨幣経済を魔法と定義したら?......ロマンだねえ。
以下は2016.1.23のpostの転載です。
2chの連中は、自分が中学で学んだ物理知識だけで事象が説明できると思ってるから「意味がわからん」と言う。
しかし、これは物理の話ではなく、魔法の話なのだから、特殊な説明が必要となるのは必然だ。
もし「魔法科高校の劣等生」の世界観における魔法を適切に定義しようとしたら、我々の知る法則ではない特殊な魔法法則を考え出す必要がある。しかし怠惰な者はそれを考えることなく、「こいつら意味わかんねえこと言ってる」と言って排除しようとする。
彼らは、自身が読んできた漫画の中で、主人公が使う魔法に敵が驚く姿を、覚えていないのだろう。そして今、彼らはその「敵」側に立って、漫画の登場人物に暴言を吐いている。
怠惰と忘却と排除とが、悪を生む。
まあ「放射線を描いて」は単純に全面的に間違いでいいと思うけどね。
以下は2014.9.11のpostの転載です。
未否定仮説(文章アイデア)
「勇者菩薩説」
ツッコミ等歓迎
「勇者と魔王」モノで、勇者がどんどん強くなるのは、勇者を応援する声の分だけ、勇者の魔力が強くなるから。
中ボス倒すと経験値がたくさんもらえるのは、その中ボスに虐げられてた民が勇者に憧れ、勇者を応援するから。
応援を集中させないと勇者を十分に強くできないから、世界で勇者は唯一でなければならない。
魔王を倒すと、ピークに達した勇者の名声が、人に忘れられることで衰えてゆき、世界に「異常に強い者」はいなくなる。
誰もいない森でレベル上げできることについては現在は説明できない。
以下は2014.10.25のpostの転載です。
いきなり妖精が出てきて、「なんでも願いをかなえるよ」って妄想は、どこの世でもあるもんだが、実際に何をどうしているのかはわからんのよね……
・物質的、一時的なお願い
例えば、「お金が百億円欲しい」とか、「渋谷の一等地に家が欲しい」とかってのだと、わりと実現が容易だと思う。モノを出して与えちゃえば終わりだから。
・スキーム的、維持的なお願い
しかし、「10年以内に日本の林業を復活させて維持したい」とか、「日本の食料自給率を80%まで上げたい」とかっていうのは、正直妖精さんの手には余るお願いなのではないか。
だとすれば、「なんでもかなえる」というのは無理かもしれない。いくつかの作品では、「人の生死だけはどうにもならない」と言う場合があるけど、これも、スキーム構築・維持のお願いだから難しいのではあるまいか。
以下は2014.6.8のpostの転載です。
僕が以前書いた文章の中に、「N/Mage」(ニュートン・パー・メイジ)という概念があるので、引用。
「
たとえば、今勝手に魔法による「押す力」の単位をMageとする。
また、「普通くらいの魔法力を持つ」魔法使いが全力で魔法的な押す力を発動させた場合、1Mageの力が出るとする。1Mageの魔法を受けた相手は、魔法によって1Mageの力で押されることになる。
1Mageを物理の単位に置き換えるとき、1Mage=1Nなら、たいしたことないが、1Mage=1000Nだとしたら、ものすごい勢いでぶっ飛ばされることになる。
このとき、N=kg・m/s/sなので、もし、「質量」の扱いが科学と魔法との間で異なれば、1Mageが1Nにも1000Nにもなるわけである(時間や長さは、目に見えやすいので、簡単のため固定としておく)。大質量の物体を、魔法でどうにかできるかという具合だ。
「魔法が存在する世界」を想像したとき、N/Mageが大きければ、小さな魔法でデカい魔獣とかが出てきて物理世界はメチャクチャになり、魔法使いが少数精鋭化する。逆なら、魔法使いがたくさんいないと中々大規模に物理に干渉する魔法が使えない世界になる。僕は後者の方が好きだ。
」
http://blog.livedoor.jp/aleksandor/archives/1345244.html
このときは「N/Mageが大きければ世界はめちゃくちゃになる」という認識だったけど、魔法を使うのがあまりに普通であるとすれば、魔獣や魔法的事象もたくさん起きるだろうし、防御機構も簡単に作られるだろう。
この場合、たとえばピラミッドを作ろうと思ったら、「石なんて魔法的質量が小さい物体なんて、持ち上げるの簡単~」とばかりに、魔法で容易にできちゃうのかもしれない。
そうすれば、科学なんて発達する間に、魔法による社会の仕組みがサッサとできてしまい、科学(特に化学)が迷信化することも考えうる。
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