以下は2014.7.13のpostの転載です。
「無作為抽出恋愛遊戯」感想
主人公は天才中学生。人心を掌握する練習のために、自分が在籍する中高一貫校の男女を恣意的にくっつける遊びをしている。
……という人間の風上にも置けないクズ。まあ本人はそんなこと言われても「僕は人間とは違うところを目指してますので」とか言いそうだ。
このゲームは本編内で3組分描かれていて各々章立ててある。1章、2章はともかく、たぶん読者の意表を衝くために表現をぼやかしながら進められた3章目のターゲットは僕の予想の範疇であった。ガガガ文庫にしてはよくあることと思うが、ちょっと残念だった。
一言で表現すると「俺TUEEEEEEEE」。「コードギアス反逆のルルーシュ」や「DEATH NOTE」の主人公みたいな感じだと思ってくれれば合ってる。超能力は有しないが、僕ら人間と地続きの手法で人心を誘導している点が興味深い。
僕の見方からすれば、まだキャラ紹介が終わっただけ。今後、続編が出たら面白そうなので淡い期待をしておく。
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