以下は2014.2.10のpostの転載です。
今回のめぐみはプロ顔負けのカウンセリング技術が光っていた。ヘタレのヒメルダに、どのような意識付けを行っていたか、振り返ってみたい。
・一辺倒に否定しない:プリキュアなんだから戦わなきゃ!みたいなことは発言しないではないが、それがヒメルダに通用しないとなると以後使わなくなっている。また、増長気味のヒメルダを単純にいさめなかったのもここで生きてくる。否定の言葉は、特にコミュ力が無い者にとっては人格の否定と直結してくるので、一定回数使うと友達=味方では無い、となるので、めぐみの判断は正しい。
・諦めない:自分に興味を持っている、という意識を持ってもらうためには、諦めてはならない。何度でも声をかけ、巻き込んでいく必要がある。これは、友達の多いめぐみにとってなかなかできることではない。しかし、苦もなくやってのけるのがめぐみの強みだ。
・褒める:自分はダメだー、という思考になっている者は、誰の声にも耳を貸さない。まずは褒めて動く気にさせなければ行動してくれない。そのためには、どんな小さなことでも、褒める種にする。めぐみはこの短い期間の中で、2つも褒める所を探しだした。(長い間挑戦し続けていることと、先の戦闘でラブリーを助けたこと)もはやプロ顔負けである。
・責任感を植え付ける:山本五十六の言葉に『やってみせ、いって聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ』というのがある。めぐみは見事に、大使館でここまでやり、ヒメルダは戦場に舞い戻った。しかし、いざというときに全然動けないのがキュアプリンセスの真髄である。そこでラブリーは、「私が引き付けるから、浄化よろしく!」と役割を与えた。これも極めて効果が大きい。「誰かじゃなくて、自分がやる」という意識を、ドサクサに紛れて自覚させる完璧なタイミングだ。果たして、ついさっきヒメルダ主導で決めた決めポーズと必殺技で、敵を倒すことができた。
・実績を作る:今回勝てたのはかなりヒメルダ・プリンセスにとって大きな経験だったろう。今後は上記の「褒める」に「こないだは勝てたじゃん!」が加わるし、本人の意識もこれまでとは180度変わった物となるはず。「どうせまた勝てない」から、「めぐみと一緒なら、勝てる!」へ。言うまでも無く、全てめぐみの功績である。
総評:めぐみ、もうお前プロのカウンセラーになれるよ。結構マジで。
その他
・えっ!?逃げるの!?!逃げてなんとかなるプリキュア初めて見たのでびっくり。
・プリキュアに変身すると正体わからないけど、探偵コスは即見破られるんだ…。
・王国の人はみんな囚われて、残るはプリキュアだけ……ってそれなんてドキプリw
・これは、アクシア(ギリシャ語で『必要な物』)開けたのお前だな?だからキュアフォーチュンが「絶対許さない」って言ってたのかも。
・前回声優が「ヒメルダ・ウィングなんちゃら」って言ってたのは間違いで、「ヒメルダ・ウインドウ以下略」が正しかったのね。どっちなのか迷うじゃないか。
・ヒメルダの弱さは十分見せてもらったので、今後のめぐみの内面描写が期待される。
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