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2019年4月1日月曜日

同人誌感想「朝潮はいい匂いがする」「スキ キライ スキ」

以下は2019.1.12のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C95-02)
誌名:「朝潮はいい匂いがする」「スキ キライ スキ」
サークル名:面舵いっぱいいっぱい
初出:C95


艦これ健全本。マンガ。
朝潮は絶対いい匂いするよ。
朝潮本も霞本もとても可愛かったので両方紹介したい。提督ラブの霞が本音を出してくれるととても可愛いという当たり前の話だが、そういうところで潤滑油になってくれるのはお酒の力だなと思う。

例の死者が出たのはこのサークルの近く。

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=72329749

同人誌感想「三年牢獄②」

以下は2019.1.12のpostの転載です。

コミケ戦利品感想(C95-01)
誌名:「三年牢獄②」
サークル名:ツキトコオリノ
初出:C95

艦これ健全本。マンガ。
艦これのシリアス系の本で「解体されたり、負傷したりした艦娘は、その後どうなるの?」という切り口は多い。これもその仲間で、秋雲が5人いる。「解体された後の艦娘は、秘密保持のため年金を支給されながら3年間この町で過ごす。」
各人が生き生きと動いて気持ちよい。群像劇なので、個々人のストーリーがそれほど長く語られないのが少しもったいない。後書きの部分に各艦娘がどのようにして「三年牢獄」に来たのかの設定が書き連ねてあるが、ストーリーというとそこがメインか?
今後いかようにも広がる可能性があるので期待。マンガだけならpixivで全部読める。

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=72066570

同人誌感想「レヴィアタンの悔恨」

以下は2018.5.27のpostの転載です。


コミケ戦利品感想
誌名:「レヴィアタンの悔恨」
サークル名:ホンノキモチヤ
初出:C83

いつ買ったかわからないけど、たぶんC84くらいだと思う。同時にモバマス諸星きらり本「恋するきらり」を買った覚えがあるから
僕はシュタゲをほとんど知らず、アニメを見ただけなので、本作を完全には理解してはいない。それでも、素晴らしい作品であると胸を張って薦められる。

Steins;Gateの紅莉栖本。性交シーンは無くはないけど、成人指定はではない程度。ホンノキモチヤはこの本の前に数冊Steins;Gate本を出していて、当作はその総集編のような作り方をしている。けれど、この編集の仕方は非常に特徴的で、単純に「総集編」とは紹介できない。

Pixivリンク先にマンガが載っているので、興味を持ったら読んでみてほしい。レポートに書いたような装丁になっている部分が、過去に当サークルが発表したSteins;Gate本の一部なのだ。鈴羽編と同様に、フェイリス編、ルカ子編、まゆり編があり、これら4本を作中作として包括して「レヴィアタンの悔恨」はできている!かくして「レヴィアタンの悔恨」は3年がかりで完成した傑作なのだ、そりゃあシュタゲにわかの僕でも楽しめたはずだ。
各ヒロインとの、倫太郎の話も良いが、やはり紅莉栖との愛が美しく、紅莉栖の心象描写も秀逸。

ホンノキモチヤはお気に入りのサークルで、モバマス本、ラブライブ!本、ラブライブ!サンシャイン本とコミケに通うたび同人誌を買っていた。今もよしまる本描いてるかなあ?

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=32275902

同人誌感想「国際公式ルール麻雀(国際麻将・中国麻将)解説 第2版」

以下は2018.2.5のpostの転載です。


いつのコミケで買ったのか覚えてないので、とりあえずここで。

コミケ戦利品感想(C91-02)
誌名:「国際公式ルール麻雀(国際麻将・中国麻将)解説 第2版」
サークル名:まいさんの日記
初出:C87

タイトル読んで字のごとく解説本。
日本麻雀がどれだけ魔改造されているかがわかる。ただ、「じゃあ中国麻将の方が優れているか」っていったら、別にそうでもない。チートイツが24点ってなんなの……チンイーソーと同じ点数かよ......
※複合役がいっぱいあるので、単純計算はできません
http://d.hatena.ne.jp/maisan/
http://www.green.dti.ne.jp/maisan/c_mahjong/doujin.html

同人誌感想「『ファンタジー世界の徴税』と『現実の昔の徴税』」

以下は2016.12.29のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C91-01)
誌名:「『ファンタジー世界の徴税』と『現実の昔の徴税』」
サークル名:黒カリンのど飴
初出:C91

TRPG島で出会った本。
コメ、麦、ジャガイモ等の収量の違いや、それを徴税する際の小作人の工夫、また流通の仕組みを簡単に教えてくれる。
TRPGに実際に落とし込めるかどうかは微妙だが、基本のところを把握するのは何においても大事なものだ。


同人誌感想「廻る季節とキュート・ポップ」

以下は2016.8.14のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C90-01)
誌名:「廻る季節とキュート・ポップ」
サークル名:世界はそれを逃避と呼ぶんだぜ
初出:C90



デレマス健全本。二次創作小説。

「安楽椅子探偵文香と、助手のありす」という立ち位置だが、単純に「事件が起こって解決する」……というものではなく、2人のアイドルとしての実績を構築しながら話を進めているので読んでいて飽きない。また、ありすの心理を、一個の人間としてしっかり描いていて見事の一言。

ミステリというと、主人公たちが突拍子もないことを推理して、ジャーン実はこうだったんです、そんなのわかるかアホ!という感想を得ることも少なくないが、本同人誌は文香の推理の筋道を指し示すヒントは答え合わせの前に全部書いてあり、ストレスを感じない。難解なミステリを求める人がこの同人誌を買うとは思えないので、適切なレベルと考える。

また、筆者の技量として、高い文章力が冴えており、妙な間や違和感を与えられなかったのも大きい評価点。それで「うっ」となってしまって、読むのを止めてしまった本も、多いので。

文香とありすとの組み合わせは非常によく見られる。公式の組み合わせはアニメが発祥だが、この二人の組み合わせを考えついてしまえば、かなり親和性の高い2人であることがわかる。
ニコニコ静画にも「鷺沢文香 橘ありす 秘密の小部屋」という作品で表されている。本同人誌のイメージその通りなので、参照してみると面白い。
デレステでも「生存本能ヴァルキュリア」「咲いてJewel」と2回もユニットを組んでいる。この中では、文香はありすのあこがれの的となってとても仲が良い。可愛い。

文香の知識量と穏やかさがありすの大人へのあこがれの具現になり、ありすの現実的な考え方と明確な意思表示が文香の駆動力になっているため、大変バランスの良い関係となっている。

ありふみ可愛いなあ、幸せだなあ……


https://twitter.com/youichi_9393/status/764810884610875392

同人誌感想ハトゼロイラストレーションカッコカリ!」

以下は2016.1.29のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-12)
誌名:「ハトゼロイラストレーションカッコカリ!」
サークル名:シフトライトアリスメティック
初出:C89

艦これイラスト本。妙高型の4人が表紙なので、後述の大淀×明石本と同じサークルの同人誌かどうか一目で判じ難くなってる。中にはラフもあるけどまるゆとかイクとかが可愛い。とにかくフルカラーなので、個々の艦娘が可愛い可愛い。普段イラスト本は買わないが、このイラスト本は買って正解と思った。
C87初出の大淀×明石本。今ではすっかり艦隊に溶け込んだ明石と大淀。とはいえやはりこの2人は「裏方」としての立ち位置が定着しており、カップリングも多い。明石の方があまり攻め型ではないことから、大淀が攻めることが多い。……3連作中の1作目だけ買ってしまった……。おそらく3冊とも読んでいれば面白いだろうと思う。なお同時に買ったC89初出の本は、1冊で完結していた。

c89お品書き/鳩@/pixiv
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54283150

同人誌感想「「恋人がサンタクロース」」



以下は2016.5.2のpostの転載です。

コミケ戦利品感想(C89-11)
誌名:「恋人がサンタクロース」
サークル名:たんぽぽ定食
初出:C89


デレマス健全本。
穏やかなオタ同士の神谷奈緒と荒木比奈のコンビ。言われてみれば共通項はあるが、珍しい取り合わせよね。でもpixiv百科事典にページがあるし、意外と有名な組み合わせなのかな……と思ったら、このサークルの作品しかリンクが無かった。
比奈は奈緒より年上なので、奈緒が困った時の良い相談相手になりそう。比奈は比奈で、他のオタアイドルよりは奈緒くらいの雰囲気の子が相手の方が気が合いそう。考えれば考えるほど、お似合いの二人だ。奈緒って、意外とトライアドプリムスでは最も年上だから、比奈はその影のサポートという意味で非常に大事な存在になるに違いないと思った。

C89 お品書きです。/にゃも。/pixiv
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54227768

同人誌感想「「LOVE FOR U !!!」」

以下は2016.5.1のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-10)
誌名:「LOVE FOR U !!!」
サークル名:lost summer
初出:C84


デレマス健全本。
「トライアドプリムス本」というよりは「りんなおかれん」本。「トライアドプリムス」という名が初めて出た直後のコミケでの初出本なので。「制服コレクション」で人気が出たユニットでもあるため、制服シーンがそれぞれに描かれている。
なんて言うんだろう、読んでいて安心する感じ。初出が早いから、正統派な感じだからかな…?
凛、奈緒、加蓮、それぞれの特徴をつかみ魅力的に見せている漫画で好き。今は奈緒推しのようなので期待。

りんなおかれん/noto/pixiv
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=37285571

同人誌感想「少女トライアド」

以下は2016.5.1のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-09)
誌名:「少女トライアド」
サークル名:RACTICA
初出:C88
デレマス健全本。
RACTICAは加蓮メーンのサークルで、トライアドプリムスを構成する3人(北条加蓮、渋谷凛、神谷奈緒)が登場人物となることが多い。僕は奈緒Pなので、絡みの多いトライアドプリムスの本はとても良いと思います。

C89の本はほぼ加蓮のみの描写だったので、C88のこちらを紹介。凛と奈緒が加蓮をどれだけ溺愛しているかが伝わってくる作品となっている。他のサークルの本で狂ったようにアプローチする展開が描かれることもあるが、本誌くらいの距離感がたまらなく好き。
筆者の加蓮愛も伝わってくる。加蓮のコマは他の2名とくらべて気合いの入り方が全然違うww

RACTICA
http://ractica.com/

同人誌感想「いきものずかんUNRELEASED①」

以下は2016.3.21のpostの転載です。

コミケ戦利品感想(C89-08)
誌名:「いきものずかんUNRELEASED①」
サークル名:もりちか
初出:C89



絵が可愛い!プロかよ!!と思ったらプロだった。

勉強になるし、事実だからこそ面白い表現がたくさん。

キャラクター付けも週刊連載に耐えうるクオリティなので、普通に流通に乗っている漫画を読むくらいに楽しめる。フルカラーだし。

C89新刊 「いきものずかん」/まるたぁ小屋
http://www.marutar.com/2015/20151218053001.htm

同人誌感想「首輪日記9」

以下は2016.3.21のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-07)
誌名:「首輪日記9」
サークル名:無名芸
初出:C77


日常的に首輪をつけている主人公と、その彼氏、および周囲の日常を描く4コマ形式の漫画。
特別に異常なものとしてではなく、「ごくありふれた、ただの性的嗜好のひとつ」として首輪のある日常が描かれているのがたいへん良い。奇異なものを見る目ではなく、その心理まで現実的に描いている。しかも、首輪をつけたままの主人公とごく自然に付き合う友人もいて……これ作ってる人たち、ホントに首輪付けてるんじゃないか?
それを把握した上で、「首輪日記9」の「自分も世界の一つと気づくとき」を含む4本+αの漫画を読むことで、より面白さが伝わってくる。他人の人生の一端を垣間見ることができるような、非常に価値のある同人誌だ。
コミケ89で見つけて、在庫が置かれていた「首輪日記」7~13各1部と特別編を買った。計算すると、締めて2,500円くらい(同時に購入した『彼女→人形』も含めて)するんだけど、「全部1部ずつください。いくらですか?」と聞くと「古いのが多いので、まとめて800円でいいです」とかそんな感じで言われ、「いや、価値があると思うから買うんです。」と押し問答して結局2,000円だけ渡して購入した。その選択は正解だったと考える。

同人/漫画/無名芸
http://tsurime.maid.ne.jp/dojin/

同人誌感想「いろかたおりがみ」



以下は2016.2.3のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-06)
誌名(ゲーム名):「いろかたおりがみ」
サークル名:FullPowerSideAttack
初出:2015.10.27独自サイトにて

「おだい」カードに描かれた45の図形を目指して、決まった色パターンの4×4の折り紙を折るゲーム!
アナログゲームで、単純なようで頭を使う。子供も取り組めるようになってるけど、結構難しいので、これ大人向けじゃないかな……?
面白いので、今コミケ戦利品の中では最も一般人受けが良い(というか、他は見せられないものが多い……)。「あ」や「い」は、なんとかできるとしても、考え込んでしまう「おだい」も多い。
ウェブサイトからダウンロードできるので、色紙をたくさんプリントアウトして、ゆっくり悩もうと思う。

http://www.irokata.net/

同人誌感想「真夏の佳日」

以下は2016.1.31のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-05)
誌名:「真夏の佳日」
サークル名:御茶ノ水木人会
初出:C88



2日目で買った、艦これの敷波本。
pixivでは「事後に定評のあるわたらい」などで有名な渡会けいじ氏のサークル。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」新垣あやせ、「僕は友達が少ない」志熊理科等、pixivではかなりの数の「事後」イラストを投稿しているが、なんとその毒牙(?)が敷波に向けられるとは……。

敷波を連れて、実家に赴く提督。その意図とは、敷波とケッコンする予定をぶち上げるためだった。年相応に、小学校高学年らしい反応をする敷波の、精一杯の背伸びが……
どうみても事後です。本当にありがとうございました。
C89の新刊も買いましたが(わたらいがよく描くドジっ子五月雨本でしたが)、事後って感じじゃなかったので今回は取り上げません。

わたらいって、漫画も書くんだ。今度からちゃんとチェックしよう。そう思いました。

C88 艦これ敷波本/わたらい/pixiv
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=51935998


同人誌感想「鳳翔さんは、元旦に惚気る」

以下は2016.1.30のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-04)
誌名:「鳳翔さんは、元旦に惚気る」
サークル名:UnPre
初出:C89


2日目で買った、艦これの鳳翔本。ひと言、甘い。もちろん、褒め言葉だ。

鳳翔さんは基本的に脇役が多く、「居酒屋 鳳翔」ネタはほぼ公式となっている。鳳翔がメインを張るのではなく、提督と主人公、みたいな複数人が集う場所を提供するイメージ。
しかし!!やはり鳳翔こそが正妻にふさわしい。落ちついた態度、幼すぎない雰囲気、立ち居ふるまいからしても、鳳翔以外に「妻」という感じが似合う艦娘はいない。この意識を共有し、提督と鳳翔との仲を十分に理解している艦娘たちが、いつもは大人びている鳳翔を親身に思っている優しい世界が温かい。あと取り乱す鳳翔さん可愛い。

艦隊これくしょんには、レベル99まで育成した艦娘にのみできる「ケッコンカッコカリ」というシステムがある。その相手に、軽空母最弱の鳳翔を選ぶのは、愛がなければできない。提督の思い入れを感じる行為だ。
それを経て、鳳翔は何を思うか?

幸せな気持ちになる一冊。
http://unpre.net/

同人誌感想「ないしょのラブシチュエーション」

以下は2016.1.29のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-03)
誌名:「ないしょのラブシチュエーション」(成人向)
サークル名:16軒目
初出:C89

3日目で買った、アイマスの武内P×凛本。普通の凛のエロ本。あれ?「普通のエロ本は買わない」って言ってなかったっけ、僕……?
乳首の描き方がたいへん好みなので表紙買い。当同人誌は続きものの2冊目で、凛は前作でPに部屋の合鍵をもらっている。通い妻可愛いです。

特筆すべきは、凛ではなくP。Pのセリフが非常に多いこと。普通の男性向けエロ本では、基本的にセリフが多いのは女性の方であって、男性は「うっ」とか「出すぞ」とか、その程度である。
しかし同作では長々と、凛のことをどのように愛しているか、その気持ちがどれほど強いかについて性交の最中に叫んでいる。
そのへんから思い起こしたのは、「AV女優に聞いた、好きなAV男優」のことについて。無口な人よりも、イク際や、感じていることについて、声に出した方が好まれるとのこと。
このへんから、当同人誌を描いたのは女性ではないか?と予想した。調べたらその通りだったので、やはりそういう傾向があるのだろう。

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54298942

同人誌感想「潮風のポルカ」

以下は2016.1.29のpostの転載です。


コミケ戦利品感想(C89-02)
誌名:「潮風のポルカ」
サークル名:アロハニッケル
初出:C89


2日目で買った、艦これの舞風本(ノマカプ)。相手は厳密には司令官……じゃないけどそんな感じの人間。那珂ちゃんもちょっと絡む。
互いの信頼が描かれ、登場人物の熱い気持ちが伝わってくる。描き文字の使い方が非常に優れており、特にP25の「ひらり」にはしびれた。全編にわたってコマ割りが極めてうまく、ストーリーのメリハリが利いている。
一見して、ただのお祭り娘かと思われているが、実のところは……?艦娘とは?生きている、とは?多くのものを語りかけてくる作。
こういう同人誌を探しに、コミケに行ってるので、これ一冊で、コミケに行った甲斐があると言える。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54107000

同人誌感想「シンデレラの夏休み」



以下は2016.1.16のpostの転載です。

コミケ戦利品感想(C89-01)
さて、直近のコミケ「C89」で買った同人誌の中で最も個人的に惹かれる一冊が「シンデレラの夏休み」だ。
発行はサークル「サントナナ」、15年9月22日のアイマスオンリーにて。なので冬コミでは「既刊」という扱いであった。新刊は乱交ものであったが、僕はあまり乱交ものが好みではないので取り上げない(っていうか買ってない)。

「シンデレラの夏休み」は、内容を取り上げれば非常にありふれた、ごくごく普通の、渋谷凛の成年向け本であるが、端々のセリフが大変に良いのが特筆。ネタバレになるので多くは書かないが、自然で、エロい。
若干描きすぎ?とも思われる汗の表現だが、くそ暑い季節に生殖活動しているのだから、汗をかいて当然か。漫画本編に描かれてるくらいの汗の量なら、ぴったりと思うのだけれど、表紙では描きすぎな気がするなあ…(個人の趣味です)
単に僕が、男と女が恥も外聞も無く性欲の赴くままに性交しているシチュエーションが好きなのかもしれない。また、それぞれの性格というか、セリフ回しにも無理が無く、「ああ、こんなこと言いそうだなあ」と思わせる。これによって、より深い感情移入が可能となる。
僕は基本、このような、全部のページに黒の塗りつぶしが入るような「単なるエロ本」は買わない。なぜなら、キャラクターの書き方が雑になるからだ。しかし、「シンデレラの夏休み」はそれに該当しない、むしろ丁寧な描き方で非常に良い。

(クーラーの無い部屋から、ホテルに移動するかどうか尋ねられて)
「……いい オフは一秒もムダに したくないから」
(リンク先より抜粋)

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=52554005

同人誌感想「桜眠都」

以下は2015.2.2のpostの転載です。


もう、十年来の付き合いとなるか。このサークルとは。
最初は、小説サイトとして読んでいた。ちょっとグロ描写のある内容であったが、精緻な文体で好感を持った。
コミケで見てみると、頒布されているのは普通のエロ漫画+エロ小説だった。本はそのうち小説が主になっていっていった。

元々、僕は小説で惹かれたのだから、本の内容が小説に移って行ったことは、むしろ嬉しいことだ。問題はその内容が「ふたなり」であるところだった。僕は「ふたなり」は嫌い。しかし、ここの同人と言うことで本をなんとか読んでいた。

さっき、冬コミの時にりんごちゃんに買ってきてもらった桜眠都の夏コミの本(島風本)を読んで、「このふたなりなら大丈夫」と思えた。後味が悪くない。もしかしたら、これは「いつもの桜眠都」ではないのかもしれない。しかし、「ふたなりばっかり続くのなら、そろそろ桜眠都の本買うのやめようかな……」と思っていた僕にとって、嬉しい誤算であった。
りんごちゃんありがとね。

桜眠都
http://www.sakuraminto.com/

同人誌感想「NOVARA」

以下は2015.1.31のpostの転載です。



設置から18年半!というのも納得のいく、懐かしさを感じる造りのサイトである。
となみ むかのホームページ。女性下着についての非常に細かい考察と思い入れが感じられる良い同人誌「NOVARA」シリーズを描いている。なんか国会図書館まで通ってるし……
一昨年の冬コミでこの同人誌に出会い、強い感銘を受けたためパンツに詳しいあきょぜに同人誌を送った。昨年の冬コミではしっかり回るリストに入れておき、陳列されている分NOVARAシリーズを全部買った。

漫画形式のページも数ページある。こちらも年代を感じさせるようなストーリー展開だが、毎回特集している下着の特徴・魅力を紹介するための漫画なので特筆しない。ネタは結構はやりのもので、最新のものは艦これやヤマト2199などととっつきやすい。
女性下着に興味のある方は要チェックの同人誌サークルである。

TONAMI HOUSE
http://www.tonamimuca.com/main.html