以下は2015.1.22のpostの転載です。
「天体のメソッド」視聴終了
どっからどう見ても北海道版「あの花」……!
違うのは恋愛絡まないこと?まあどうでもいいんだけど。
主人公が結構しっかり意志を持って動く子だったので、くじけそうになっても安心して見続けられました。
やっぱ魅力の半分以上は主題歌!OPやEDの入り方は毎回見事。主題歌を作品イメージとうまく結び付けている。
・ノエル
円盤。
呼ばれると出る。願いが叶えられると消え、その後は皆の記憶からかき消える。
・乃々香
はつらつとした健康的な美少女。こういうのが一番エロいと思うんだけど、どうか。
乃々香の行動の中で、最も大きく変わっているのは「約束」のしかた。すなわち、「相手の返事を待たずに一方的に予定を告げる」!!これによりモヤモヤしている相手はかつての友人であることを起点に「なんか行かなきゃいけない気がする」方向に誘導され、実は全然同意したわけではないのに約束の時刻に場所に赴いてしまう!!人の心理を突いた恐ろしい作戦である。乃々香はこれをまんまと利用し、必ず成功させなければならない場を成立させていった。
基本的に仲間はこはる。汐音がデレた8話以降は汐音が加わり、11話以降は柚季もまともになって交渉が比較的有利になっていった。
・汐音
ツンデレ。しかし意外と、「テンプレでないツンデレ」って、昨今珍しいのではないか。
乃々香の「投げつけ約束」に屈しない数少ない人物wまあ遠くから見てたりするんだけど。
幼いころの約束を違えられたからと言って、ここまで一途なのも怖いな。汐音は他3名とは結局あんまり仲良くなれず、乃々香のみを待っていたんだろう。もはやエロゲー並の運命。時間が巻き戻っても覚えてるのは汐音だけだったしね。
水坂兄妹やこはるは円盤によって生活が一変し、その影響は第1話開始時にも続いていた。しかし乃々香と汐音は円盤とは全く関係なく生きてきた。乃々香は住居が遠隔地であることもあり、円盤を気にせず成長。汐音は円盤よりも乃々香と一緒に流星群を見ることしか頭にないので、円盤無視。
・11話以降
結局、あの世界はなんだったのだろう?別に「汐音が乃々香と再開した所から仲良くなるための世界」っていうんだったら、それはそれでいいとは思うんだけど、実際なんなのか。
もしかして、「7年前にノエルに会っていない人」は円盤のことを忘れてしまった??円盤=ノエルだとして、人々から「円盤」の記憶を消すとしても、ノエルを知ってる人は「円盤」の記憶だけを消すことはできず、これを免れる。ノエルに会ってた人は、確かに円盤があったときのことを覚えてても支障は無いな。混乱は来たすけど。
だとしたら、ノエルは2人の前に必ず姿を現すはずだ。もうそれは、物語としての必然である。
本作は、どうも「過去」志向が強い。「前みたいに仲良くなれたらなあ」という雰囲気が作中でよく出てきた。
このへんも「あの花」とはコンセプトが違うなあと思っていた。「あの花」は「めんまの死を乗り越えて、その先歩いて行こう」だから。僕はそっちの未来志向の方が好きだなあ。
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