2019年4月1日月曜日

同人誌感想「桜眠都」

以下は2015.2.2のpostの転載です。


もう、十年来の付き合いとなるか。このサークルとは。
最初は、小説サイトとして読んでいた。ちょっとグロ描写のある内容であったが、精緻な文体で好感を持った。
コミケで見てみると、頒布されているのは普通のエロ漫画+エロ小説だった。本はそのうち小説が主になっていっていった。

元々、僕は小説で惹かれたのだから、本の内容が小説に移って行ったことは、むしろ嬉しいことだ。問題はその内容が「ふたなり」であるところだった。僕は「ふたなり」は嫌い。しかし、ここの同人と言うことで本をなんとか読んでいた。

さっき、冬コミの時にりんごちゃんに買ってきてもらった桜眠都の夏コミの本(島風本)を読んで、「このふたなりなら大丈夫」と思えた。後味が悪くない。もしかしたら、これは「いつもの桜眠都」ではないのかもしれない。しかし、「ふたなりばっかり続くのなら、そろそろ桜眠都の本買うのやめようかな……」と思っていた僕にとって、嬉しい誤算であった。
りんごちゃんありがとね。

桜眠都
http://www.sakuraminto.com/

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