2019年4月1日月曜日

モルドバ国歌「我らの言語」について

以下は2018.8.22のpostの転載です。


モルドバ国歌はまずタイトルからスゴイ。「我らの言語」!!土地や民族ではなく、言語!!

歴史をひもとけば、モルドバ地域は文化的に伝統的にルーマニアの一部だった。国旗の共通を見ても、それは明かだ。しかし、赤い風が吹いてソ連の一部となった。
モルドバ人はソ連の中でたびたび迫害されてきた。ソ連は、本来ルーマニア語を話していたモルドバ人の言葉を「モルドバ語」と名付け、モルドバ地域からルーマニア文化を追い出しにかかった。しかし、モノは奪えても、彼らの紡ぐ美しい言語までは奪えなかった。
ソ連時代から、モルドバの民族主張は「ルーマニア語」の再確認と切っても切り離せないものであり、同国の国歌が「我らの言語」であるのもごくごく自然なことだ。
モルドバは憲法を改正して同国の公用語を「ルーマニア語」とした。彼らの誇りは、言葉と共にある。

https://www.youtube.com/watch?v=bK6B_kTjlDI

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