2019年3月30日土曜日

置閏法について

ユリウス暦とグレゴリオ暦とは、置閏法が異なってて、
前者は「年数が4で割り切れるときは閏年。」というだけだが
後者は「同上、ただし100で割り切れるときは閏年ではない。さらに、400で割り切れるときは翻って閏年とする。」であるから、
両者は400年間に3日分ずれることになる。
グレゴリオ暦の方が、比較的地球の公転に近いので、こちらを基準にすると、ユリウス暦を使ってるところの日付は(余計な閏日が挿入されてる分)少しずつ遅れることになる。
例えば、グレゴリオ暦で1月1日になったときに、ユリウス暦ではまだ12月31日になったばかりだったりするわけだ。
西洋人が「いい加減、ユリウス暦じゃやべえぞ」と気付いたのが16世紀、一番早い地域の改暦が1582年。10日分の日付が進められたとのことだ。

ずれは蓄積して、今では14日と言う大規模なずれが顕在している。現在において、ユリウス暦12月25日は、グレゴリオ暦1月7日にあたってるため、正教会の影響下にある文化では、クリスマスは(僕らがいつも使っているカレンダーに置いては)1月7日と言うわけだ。日本でも、旧正月が2月だったりするから、まあ同じようなもんね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E6%9A%A6

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